実家の親の遺品整理に難儀していたころ、同級生が「もったいないボランティアプロジェクト(mottainai-vp.jp)」という活動を教えてくれた。もう要らないけどまだ使える物を寄付したら、その物自体と、海外で販売した売上金とがミャンマーの孤児院の支援に使われるらしい。
「要らなくても使える物は捨てたくない」というわたしの気持ちにピッタリ!
特に、親の服の中には金をかけたらしい品のいいオーダーメイドもあって、古着として市の処分場に出すにはしのびず、かといって流行遅れではメルカリでも売れない。だいたいメルカリでは一品ごとに、見映えのいい写真を数枚撮って購買欲をそそるような説明をつけ、買手がつけば自分で発送しなければいけないから、品数が多い場合は不向きだ。
その点「もったいないプロジェクト」では衣服に靴、バッグから鍋や皿、いろんな道具、家具、おもちゃまで新品でも中古でもガンガン引き取ってくれる。冬物の衣料やブーツ、座卓などはダメだが、暑い異国に送ることを考えると納得できる。
事業所は愛知県が中心で関東と山口県にもあり、都合のいいことに「西日本国際流通センター」はわたしの実家から車で20分と近い。あれやこれや軽自動車に満載して5回、運んだ。大助かり。
こういう世のため人のために役立つ活動は長続きして欲しい。そのためには、収支のバランスがとれている必要があるだろう。活動主体が運送会社なので、たぶん運送費は安上がり。日本国内では障害者を支援する一環として仕分けや梱包作業に雇用していることも、採算面でプラスなんだと思う。あとは利用者が続くこと。
皆さん、不要だけど使えるものは「もったいないボランティアプロジェクト」に寄付しましょう!