2月に2頭目の猪が捕れた時、わたしはなぜ今まで捕れなかったかが少しわかったような気がした。 慎重過ぎたのだ。 「猪が奥まで入って罠の真ん中の […]…
Browsing Category
各月のしおり
一昨年の暮れに最初の1頭を捕ったきり、わたしは猪が捕れていない。 昨年は9月から瓜坊(仔猪)を捕ってやろうと思っていたのだが、結局始めたのは […]…
義母の実家は小さな寺で、大みそかに行くと誰でも除夜の鐘がつける。結婚してそれを知ったわたしは狂喜乱舞した。 自分で除夜の鐘がつけるなんて! […]…
地球は降誕祭(クリスマス)がいつかを知らない 星々も 新年がいつなのかを知らない 人が暮らしはじめるはるか前から この世にあったもの た […]…
秋晴れの日が続いている。 亭主殿は晩稲(おくて)の稲刈りが終わり、暇になってきた。「久しぶりに釣りに行ってみないか」とわたしを誘う。 「いい […]…
金木犀(キンモクセイ)の甘い香りは、夜の闇の中でも濃厚に漂ってくる。その香りをかぐたび、遠い昔のせつない恋の思い出がよみがえる。 その時、わ […]…
しばらく仕事がなくて暇だったのだが、6月の終わりから立て続けに翻訳依頼が来た。21日間休みなし、最悪の日は1日15時間働く始末。 ところが7 […]…
技術翻訳をしていると、大腸癌などのように同じテーマで、英語と日本語の文書をそれぞれ英訳・和訳する仕事がくることがある。 内容はある程度共通し […]…
子どものころおできができると、母は庭からドクダミの葉をとってきてあぶり、手でパンパンと叩いた後でおできに貼っていた。ドクダミは「毒消し」だと […]…
この鳥の特技は左右の足の長さを調節して、垂直な枝に止まっていられることだ。野鳥好きだった父が昔教えてくれた。わたしに見られていると気づくと葭 […]…