トルコのイスラム教は、強硬派のイランなどと比べるとゆるい、いいかげんだと言われる。が、イタリアで友人のトルコ女性は2001年のアメリカ同時多 […]…
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エッセイ
まどかは42歳、夫の転勤で2男2女とミラノ郊外に住んで丸3年。イタリア語は達者になり、おしゃれに精を出し、アルプスへスキーに行き、オーボエを習い始め、国際クラブの会長をして寿司教室や教会巡りの行事を主宰し、とイタリア生活を満喫していたところ、乳がんが見つかってしまった・・・ イタリアは当時世界トップの乳房温存国だが、とてつもなく万事いいかげん。
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エッセイ
団地の中でまどか夫婦が山羊を飼い始めた。「除草獣」としてだが、山羊に発情期が来てやかましく鳴き始め、近所迷惑でかなわない。それではと種付けに連れて行くハメになった。仔山羊を産ませるなら、ついでに乳を搾ってチーズでもつくってみるか? 一方、引き取った野良犬は、まるでまどかの言うことをきかない・・・ 爆笑ドタバタ記。
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詩集
あふれる想い、かなわぬ悲しさ、絶望 、そして黒い憎しみ、罪……。せつなく、ときには恐い恋心を自然の情景とからませ、日英伊の3カ国語で語る詩集(日本語版)。あなたの心のどこかに響くかも。
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エッセイ
一度はミラノに住んだ まどかが、今度は稲作の手伝いまでする本格的な田舎暮らし。 医薬中心の技術翻訳の仕事も続けてます。「技術翻訳って何?どんなことするの?」興味があればのぞいてください。晴耕雨読の毎日をお届けします。
不思議な味だった。 白い液体を一口すすると、肉や魚のだしの味、つまりコクがない。ごくあっさりしている。しかし、うまいかまずいかと聞かれれば、 […]…
トルコに行ってきた。 夫婦で外国旅行は初めてだ。トルコを選んだ理由は2つ。1つは、欧米以外の、まだ知らないところに行ってみたかったこと。もう […]…
地神祭(ちじんさい)では、2月の立春直後にその土地の神様、つまり氏神に五穀豊穣を祈る。12月に祠(ほこら)で収穫に感謝をささげる「荒神様の申 […]…
繭(まゆ)を作る虫は、蚕(かいこ)だけではない。野生の山繭蛾(ヤママユガ)も繭を作る。蛾は天蚕(てんさん)、繭は山繭(やままゆ)とも呼ばれ、 […]…
猪の足にワイヤをかけて箱罠から引きずり出した後、軽自動車の後ろにくくりつける。このまま道を引きずって解体場所に向かうのだと、コハミちゃんは言 […]…
コハミちゃんはわたしより一回り小柄で言葉も控えめだが、道具もそろえたかなりのやり手。わたしはたまげたり感心したりの連続だった。 絶命させるに […]…
残念ながら、この猪はわたしが捕ったものではない。師匠のジンさんの猪の解体で知り合った、コハミちゃんという友だちの獲物だ。「解体の手伝いに来て […]…
新しく増やした箱罠の1つめは、神社の横をまっすぐ300メートルほど登ったどん詰まりにあり、2つめは、そこから池を隔てた2段の古い湿田の奥にあ […]…
わたしにはどうも猪捕りの才能が無いらしい。しかし、どうにかしてもっと捕りたい。 悩んでいたところ、高齢で罠かけをやめる人がいるという話を聞き […]…