毎日、猛烈に暑い。36℃だの39℃だの、信じられない。
のうぜんはれん(別名ノウゼンカズラ)はオレンジ色の花が鮮やかだが、それでも南側の枝は酷暑と少雨で枯れてしまい、北側でしか咲いていない始末だ。
子どものころ、未来はどうなるかといろいろ想像したが、まさかこんな「熱い」世界になるとは、夢にも思わなかった。しかも局地的な干ばつと豪雨のおまけつきとくる。
これから世界の陸地と食糧生産は減り、熱波や災害と共に死者も増えるだろう。地球上に人間がはびこり過ぎ、文明が進み過ぎたせいだ。その結果、努力はしても温暖化は防止できず、人類の数も減るのではないか?
しかし、長い地球の歴史をふりかえると、虫や鳥、魚、植物などのどんな生物でも、恐竜のように特定の種が栄えたり衰えたりしている。それが自然の変化というものだろう。人類が衰えても自業自得、しょうがない。
とはいえ、暑い暑いといいながらも、この田舎の農家では毎晩エアコンなしで眠れている。
どーだ、いいだろー!
海沿いでは、内陸部ほど地熱がたまらないことが理由の第一。内陸の山口市より、瀬戸内海に面した隣の柳井市はいつも3℃ほど夏の気温が低い。
次に、わが家周辺のように人家がまばらなド田舎では、田んぼや山の草木が多く、自然の蒸散作用が働いて気温が上がらないこと。少し離れて家がたてこんだところを歩くと、アスファルトの照り返しもあってムワッと暑い。
最後に、ウチでは夜に裏山からの冷気が、1階北側の寝室の窓から流れこんでくるおかげだ。つまり築100年の古民家はつくづく夏向きにできているというわけ。
田舎の古民家は涼しいのだ!
都会を離れて田舎に住もうではないか(仕事さえあったらね)。
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