エッセイ
団地の中でまどか夫婦が山羊を飼い始めた。「除草獣」としてだが、山羊に発情期が来てやかましく鳴き始め、近所迷惑でかなわない。それではと種付けに連れて行くハメになった。仔山羊を産ませるなら、ついでに乳を搾ってチーズでもつくってみるか？ 一方、引き取った野良犬は、まるでまどかの言うことをきかない・・・
爆笑ドタバタ記。
猫と山羊と犬
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一章
山羊
もの好きな夫婦が山羊（やぎ）を飼いだした。
1 -
二章
山羊の発情
山羊、goatを英和辞書でひくと、「淫乱と好色…
5 -
三章
犬登場
山羊が小用をたす時には、小腰をかがめてほ…
8 -
四章
猫の狩り
少し前の話である。
12 -
五章
発情オンパレード
山羊の二度目の発情が、予告通り3週間目に…
15 -
六章
犬の散歩
キョキョ、キョキョキョキョと鮮やかに鳴く…
22 -
七章
仔山羊誕生
年の暮れに種つけをした時、女房は山羊の妊…
30 -
八章
田舎の香水
山羊飼いも2年目に入ると、女房は何かと要…
37 -
九章
二度目の出産
二度目の発情、種つけ、出産も無事に済んだ…
45 -
十章
ヨーグルトとチーズ
生れてしばらく、仔山羊の主食はもっぱら乳…
48 -
十一章
開拓
女房が木を切っている。
55 -
十二章
3年目
どういう訳か、この秋は山羊の発情がこない。
64 -
十三章
猫の死
姉妹猫のチョコとラッテは24時間家から自由…
70 -
十四章
桃ちゃん
いいねぇ、お雛様、きれいだねぇ、とひと月…
75 -
十五章
アントワネット
犬の吉（きち）に皮膚病があると、亭主が言…
81 -
十六章
猫の扉
大きなペットセンターに行くと、犬猫専用の…
86 -
十七章
山羊は酒を飲むか？ 飲んだら酔うか？
亭主がある年、果実酒に凝（こ）った。
90 -
十八章
吉（きち）の夜泣き
暑い夏のことさら暑い夜、犬の吉が鳴く。
93 -
十九章
アナフィラキシー
女房が書斎にこもって仕事をしていると、蛙…
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二十章
雪ちゃん、バイバイ
山羊の雪が来て5年がたった。今年も6月に…
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1 Comment
N.O
2019年11月14日 at 9:06 PMこんにちは、MADOKAさん！
今日、H県の田舎をドライブしてたら山羊のいるカフェがあって…ほっこりしたついでにこちらの「山羊」のページを再訪しました。
こちらのエッセイ、面白いですよね。よくもまあ、いろんなエピソードがあるものだと感心してます。これ原作で、漫画にしてもいいんじゃないかなぁ。漫画になれば親子で楽しく読めるし、もっと注目されるかも。
どうですか、MADOKAさん！